・便秘が改善せず悩んでいる
・睡眠の質を上げたいけど良い方法が見つからない
睡眠の質アップと便通改善にグリーンキウイが効果的。体験談有り
キウイフルーツは他のフルーツに比べて栄養価が高いとされ、健康や美容に効果があると言われています。
特に注目されている栄養成分と効能と、実際に食べてみて感じた効果について紹介します。
注目されている栄養成分と効果
食物繊維
食物繊維は、便の量を増やして腸を刺激することにより排便を促進する不溶性食物繊維と、腸内の有害な物質を吸着したり、便を柔らかくしたり、血糖値を上げにくくしたり、善玉菌のエサになる水溶性食物繊維の2種類があります。
この2つの食物繊維の摂取はバランスが大切と言われていて、不溶性食物繊維2に対して水溶性食物繊維1という比率が良いとされています。
しかし世の中のほとんどの自然な食物に感しては水溶性食物繊維の方が圧倒的に少ないのです。
キウイフルーツの場合は不溶性食物繊維2に対して水溶性食物繊維が1含まれているので、非常におすすめです。
推奨されている食物繊維の1日の量は成人男性は21g以上、成分女性は18g以上とされていますが、キウイは1個で3gほど摂取できます。
ビタミンC
ビタミンCは血管、歯、骨、軟骨、腱などを正常に保ったり、日焼けを防いだり、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力も高めてくれる栄養素です。
1日に100mgの摂取が推奨されている様ですが、グリーンキウイ1個で69mg摂れるとのことなので、優秀な食べ物ですね。
ビタミンE
ビタミンEは血管を健康にし血行を促進する効果があったり、細胞膜を守り老化を防いでくれたり、ホルモンバランスを整える効果があるとされています。
1日の摂取基準量は成人だと男性で6.5mg、女性で6mgとされていますがグリーンキウイ1個で0.9mg摂取できます。
カリウム
カリウムは過剰な塩分を身体から排出させ、血圧を下げる効果があります。
1日の摂取基準量は成人男性で3000mg、成人女性で2600mgで、キウイフルーツ1個ではカリウムを300mgほど摂取できます。
葉酸
造血のビタミンとも言われる葉酸は、赤血球の合成に大きく関わっていたり、タンパク質や核酸の合成に働いて細胞の生産や再生を助けることで、貧血予防や、体の発育を促す働きがあります。
1日の摂取基準量は18歳以上の男女で240μg、妊活・妊娠中の女性では倍の480μgとされていて、グリーンキウイ1個で38μg摂取できます。
アクチニジン
アクチニジンはキウイフルーツから発見された特有の成分で、タンパク質分解酵素です。
食品タンパク質を加水分解するため消化促進効果が期待できたり、舌苔を除去して口臭を抑制する作用があるとの研究報告もある様です。
その他注目されている栄養成分と効果
キウイフルーツは活性酸素の働きを抑え、動脈硬化や生活習慣病の予防をしてくれるポリフェノールや、疲労回復や胃の活動を促進させる効果がある有機酸を含んでいます。
キウイフルーツの研究と筆者の効果実感について
便通改善
1日2個のキウイフルーツで便秘改善することが研究でわかっています。
キウイに含まれる不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスの良さが、便通改善につながっている様ですね。
これに感しては僕も試してみましたが、夜にキウイフルーツを1個食べるだけでも効果を感じました。
便通に関しては少し硬いなぁーぐらいの人であれば、キウイフルーツを1個食べるだけでも改善がみられるかもしれません。
何日も便通がない様な人であれば2個を食べ続けるなどで効果があるのではと思います。
睡眠改善
睡眠障害を抱えた人を対象に、毎晩就寝1時間前に2個のキウイフルーツを食べてもらったところ、睡眠の改善に効果があったという研究結果があります。
具体的には、睡眠時間が13%ほど増加、眠りにつくまでの時間が35%も減少したとのことです。
これに関しては僕も検証してみたところ、なんとなく睡眠の質が良くなった気がする、といった程度の感じで、便通改善ほどの実感には至りませんでしたが、続けてみようと思います。
アレルギーについて
キウイフルーツに含まれるアクチニジンは、アレルギーを引き起こすことがあり、唇、舌、喉の奥がかゆくなったり、イガイガしたり腫れたり、ということがある様です。
そういった症状が出た場合は、キウイフルーツは控えた方が良いかもしれません。
以上いかがでしたでしょうか。
キウイフルーツは安ければ1個60〜80円程度で手に入る果物なので、健康効果を考えるとすごくコスパが良い食べ物と言えるのではないでしょうか。
しかもとても美味しくて、個人的には大好きな食べ物です。
便秘がある方などは特に試してみていただけたらと思います。